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日本ではインフルエンザB型ウイルスを始めとしたA型、またはB型、A型のウイスルの亜種が流行することが多いです。

インフルエンザにかかってしまった場合、タミフルを始めとした治療薬も近年は出てきています。しかし子供に使う場合には注意が必要です。


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インフルエンザウイルスB型A型にかかった子供にはタミフルは使えない?

タミフルはそもそも医師の処方が無いと使用できません。2001年2月より健康保険の適用になったタミフルは広く処方されるようになりました。

タミフルの処方が広がりを見せてくると、タミフルを服用した12歳から17歳の患者が異常行動を起こし、マンションなどから転落事故等で死亡した事例が5例ありました。

この事態を受けて厚生労働省は原則10代のインフルエンザB型を含めたすべてのタイプの患者にはタミフルを使用を差し控える方向性を出しました。

また9歳までの患者と10歳以上の患者ではインフルエンザB型、A型によって死亡した患者数が10歳以上の方が少なく、抵抗力があるとみなされ、必ずしもタミフルを処方する必要性は無いと考えられています。

9歳までの患者は?

体力があまり無いと考えられる9歳以下の患者にはタミフルの使用についての制限は現時点では出ておりません。

しかしこの事は9歳以下の子供の患者は10代の患者と比べて異常行動を起こさないという事を意味するわけではありません。

また医師の判断によっては10歳以上の子供の患者にもタミフルは処方されます。

タミフル服用時の注意

インフルエンザB型、A型等が発症した後、48時間以内に服用すると治療効果が高いとされているタミフルですが、治療開始(タミフル服用時)した後は前述しました異常行動をとることがあります。

その為、タミフル服用後の異常行動による、万が一の事故を未然に防ぐために、少なくともタミフル服用後の2日間は子供さんが一人にならないように注意することを、医師は家族に説明するよう厚生労働省は要請しております。

異常行動はタミフルを服用している時だけ起こるの?

インフルエンザB型、A型その他のタイプのいずれに感染した場合でも、タミフルの服用の有無にかかわらず異常行動を起こすことがあると報告されています。

これはまれにインフルエンザウイルスによって引き起こされる脳炎、脳症が原因と考えられます。

インフルエンザ脳症の症状は、インフルエンザによって発熱から発症初期の段階(多くは24-48時間以内)で、嘔吐、異常行動、意識障害、けいれんなどがみられ、1歳をピークとして幼児期に最も多く見られます(男女間の差は認められていません。)

厚生労働省の調査結果から、日本ではインフルエンザの流行の広まり具合によって異なりますが、1シーズンに100~300人の小児がインフルエンザ脳症を発症するとの結果が出ています。

その為、タミフル服用時の子供と同じく、少なくとも2日間、子供のインフルエンザ患者を一人にしない治療環境が求められます。

おわりに

インフルエンザにかかっても非常に治療効果が高いタミフルが開発されて20数年、治療方法に選択肢が生まれて死亡される患者数も減ってきました。

タミフルの服用には医師の指導が必要です。最近では個人輸入などタミフルを入手することが出来るようになりましたが、医師の処方無しで服用するのは絶対に避けましょう。

*参考文献 厚生労働省「インフルエンザの基礎知識」


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