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耳かきが気持ちよくて、暇さえあれば耳かきしている人は結構多いのかもしれません。

ドラマや映画、漫画でも暇そうなシーンの象徴のように耳かきをしている人が出てくることがありますね。

実際に耳かきは気持ちいいですし、大きな耳垢が取れた時には体にとって悪いものが取り除けたような快感を私も感じます。

でも耳かきのやりすぎは耳が臭くなったり、ひどくなると外耳道炎という耳の中の病気になる事もあります。


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耳かきのやりすぎは耳が臭くなる?

耳の穴の中にも雑菌が住んでいます。雑菌には善玉菌と悪玉菌がいます。

善玉菌と悪玉菌とのバランスは体調に問題が無ければ釣り合いが取れているので、問題ないのですが、耳かきをやりすぎると耳の中に炎症が出来ます。

炎症が出来るのでかゆくなり、いっそう耳かきをやることになります。

耳垢は弱酸性で悪玉菌の活動を抑える役割があります。耳垢が無くなり、炎症が起こることで悪玉菌が活動し始めます。

悪玉菌は耳の中の皮脂を分解して悪臭を出すことがあります。

耳垢にも体を守るための役割がある

「耳垢」という字面からして体に不必要な老廃物だと思っていましたが、耳垢にも実は大切な役割があったのです。

耳の穴は鼓膜の奥は体の内部になります。食道や気道のように必要な時に開け閉めすることができません。

耳の穴は開いたままなので絶えず外敵の脅威にさらされていると言っても良いでしょう。

耳垢は外から入ってくる虫が嫌うニオイを発しています。

耳垢は耳の中の皮脂と古くなった皮と外部から入ってきた小さいごみが混ざって出来ています。

弱酸性の為、耳の中に住んでいる悪玉菌を抑える役割と、外部から侵入してくる雑菌を抑える役割もあります。

耳かきをし過ぎると慢性的な炎症を起こすことに

耳かきを続けてると耳の中が炎症を起こしますからかゆくなり、かゆいから耳かきすると炎症を起こし続けることになります。

この段階でしたら抗生物質入りの軟膏を塗り続ければ治ります。

しかしそれでも耳かきをし続けると、非常に治りにくい病気が発生することがあります。

それは「耳の水虫」と言われる「耳真菌症」です。

耳の中には雑菌だけでなくカビの仲間も入ってくることがあります。

耳真菌症は足の水虫と同じカビの仲間です。雑菌と違って「菌糸」という根っこを持っています。

一度耳真菌症にかかると外部からの塗り薬だけで直そうとすると非常に時間がかかります。

足の水虫と同じでかゆみが無くなったと思っても医師の検査で菌が無くなったと判断されるま治療を続けなければ再発します。

表面のカビを退治しても菌糸が耳の皮の内部に残っていることがあるので素人判断で治療をやめると高い確率で再発するのです。

耳かきはする必要が無い?

30年以上前でしょうか、学校のプールの授業を受ける前に健康診断で耳垢チェックされてました。

引っかかると、耳鼻科に行って耳垢を掃除しましたという証明書をもらわないとプールの授業を受けられなかったと記憶してます。

今はどうなのでしょう。おそらくそのような検査はもうないのかもしれません。

アメリカ耳鼻咽喉科学会では「耳垢掃除の必要性は無い」という方針を出しているそうです。

耳垢は自然と耳の奥から外へ出てくるものらしいのです。

確かに人間以外で耳垢掃除をする生き物はいません。

耳垢を掃除しないと耳から腐って死に至るという事も自然界を見渡してみるとそのような事もないようです。

おわりに

耳垢はどうやら掃除しなくても良いようです。

ただし、例外的に補聴器をしている人は耳垢が影響することがあるので耳鼻咽喉科で耳垢を処置してもらった方がよいでしょう。

参考:「耳がかゆいし臭い!!考えられる原因と対処法」


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