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日本人は世界的に見ても睡眠時間があまりとれていない人が多いと言われています。

2014年にOECD(経済協力開発機構)が世界の29カ国の15~64歳の人々を対象に各国の平均睡眠時間を調べた調査結果を発表したところ、日本は全29か国中2番目に睡眠時間が短いことが分かりました。


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寝だめで普段の寝不足を解消できる?

結論から言うと短期間の寝だめでは寝不足解消できません。

人によって体に合っている睡眠時間は様々です。ですが、だいたい7~8時間程度で目が覚める人が大半です。

あなたの最適睡眠時間を7時間としましょう。でも仕事が忙しかったり、通勤に時間がかかったりと、平日の平均睡眠時間を6時間しか取れなかったとします。

週5日勤務としますと1週間で5時間の睡眠時間が足りなくなっています。

では土日で5時間分睡眠時間を余計に取れば、寝不足が解消するかというとそのようにならないようです。

アメリカのスタンフォード大学での研究で、寝不足の人たちを集めて睡眠不足を解消するまで寝かせる実験を行いました。

初日は14時間以上、二日目も14時間程度三日目からだんだんと睡眠時間が短くなり、三週間後に平均8時間の睡眠で安定したという結果が出ました。

この結果から睡眠不足解消を睡眠時間だけで解決しようとすると3週間かかってしまうので、寝だめで睡眠不足を解消するのはあまり現実的ではないという事が分かります。

睡眠不足を解消するには

寝だめは睡眠不足解消だけでなく、普段の生活リズムを崩しがちになりますので、あまりお勧めできません。

昼寝をする

休日の過ごし方はむしろいつもと同じ時間に起きて、日中、眠くなったら昼寝をしてしまう方が健康には良いと言えます。

昼寝の効果は一般社会でも認められてきています。昼寝を奨励する会社も出てきているほどです。

眠くなったら10~15分ほどの睡眠を取ることで頭をリフレッシュさせることができます。その結果、能率が上がります。

平日であれば昼食後の短い時間を利用するだけでもかなり違います。

睡眠の質を上げる

睡眠時間は長ければよいわけではありません。

いびきの大きい人や太り気味の人に多いのが「無呼吸症候群」という寝ている間に呼吸が止まってしまう病気です。

特別な病気ではなく、だれでもなる可能性があります。この病気にかかるとしっかりと睡眠時間を取っていても疲れが取れず、疲労がたまり、悪くすると心臓疾患や脳の血管障害を起こすこともあります。

家族の人に寝ている間のいびきや呼吸の間合いがおかしいと指摘されたら、医師に相談することをお勧めします。

無呼吸症候群を解消できれば深い眠りが実現します。深い眠りは成長ホルモンを分泌します。

成長ホルモンは体の傷ついたところを修復し、疲労を回復します。

質の良い睡眠とは深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)が交互に訪れる状態の事を指します。

おわりに

29か国での調査の結果、日本は29か国中2番目に睡眠時間が短かったのですが、では一番平均睡眠時間が長かったのはどの国だったのでしょう。

  1. 南アフリカ・・9時間22分
  2. 中国   ・・9時間02分
  3. インド  ・・8時間48分

上位三か国はこのような順位でした。個人的な感想ですが中国は朝早くて夜も結構にぎやかな感じがするのですが、しっかりと寝てますね。

日本が睡眠時間の短さで2番目でしたが、1番は韓国でした。

  1. 韓国・・7時間41分
  2. 日本・・7時間43分

あまり変わりませんね。でも私はこんなに睡眠時間が取れません。

せいぜい6時間取れればよい方です。ですから、昼食時に積極的に15分昼寝を行っています。

これは結構効きます。頭の中が生き返ります。寝覚めが良くなるように、コーヒーや緑茶などカフェインが入っているものを飲んでから昼寝すると目覚めも爽快です。一度試してみる価値はあると思います。


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