ナスカの地上絵の種類が増えた?! まだまだ増えるかも!!

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南米のペルー文化省はナスカの地上絵と同様の巨大な地上絵が25種類以上新発見されたと発表しました。

今回発見された場所はナスカのやや北に位置しています。

ナスカの地上絵が作られた時期よりさらに数百年さかのぼり、今より約2000年前に描かれたものと推測しています。

長年の風雨による劣化や、人がバイクや車で通るために地上絵が分かりにくくなっていましたが、研究者は新たな地上絵だと判断しました。


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そもそもナスカの地上絵とは何でしょう?

ナスカの地上絵 鳥?

ナスカの地上絵 鳥?

ナスカの地上絵は文字通り、大地に溝を掘って描かれた巨大な絵です。

1994年に世界遺産に登録されました。

発見されたのはそれほど昔ではなく、1939年に考古学者によって発見されています。

地上絵の特徴はほとんど一筆書きで大地に溝を掘り描かれている事です。

ナスカの地上絵が描かれた時期は諸説あり、現在有力なのは今から2200年前から1000年前の間に描かれたものらしいという事です。

ナスカの地上絵は誰が描いたの?

南米ペルーには古代遺跡が豊富にあります。

天空の遺跡、「マチュピチュ」は非常に有名な古代遺跡の一つです。

それらの遺跡を作ったのはインカ文明という15世紀ぐらいまで存続した文明ですが、ナスカの地上絵は更に古い文明が作ったと考えられています。

インカ文明の前にナスカ文明やパラカス文明という古代文明があったらしいのです。

その時期にナスカの地上絵が描かれたらしいという事が科学的調査で分かってきました。

パラカス文明の人たちは文字を持っていなかったようなので、どのような文明だったのか、詳細は不明です。

今回発見された地上絵はほとんどがパラカス文明期に描かれたと考えられています。

どうやって書いたの?

この地方はほとんど雨が降らない乾燥地帯です。

風雨によって細かい砂は吹き飛ばされて砂利で覆われた大地です。

朝は露によって地上の砂利は濡れますが、日中は灼熱の太陽に焼かれます。

濡れて焼かれてと永遠に繰り返されると表面の砂利は赤黒い色に変化します。

古代の人はほうきや棒のようなものを使って溝を掘り、線を描いたと考えられています。

表面は赤黒く変化している砂利も中は白っぽい色ですので、その色の違いを利用して地上絵を描いたのです。

しかし、地上から立っても絵の全体像は全く分かりません。

あまりにも地上絵が巨大なので、地上から数百メートル高い位置でないと全体像が分からないのです。

ナスカの地上絵の最大の謎は「どうやって描いたの」という事です。

考古学者たちが現在も謎解きにチャレンジし続けています。

技術的には古代でも巨大な絵を描くことは可能らしいです。

小さい絵を元にして、ロープのような長いひもで絵の各ポイント同じ倍率で外側に伸ばしてやれば、いくらでも大きい絵を描くことは理論的に可能らしいです。

何のために描かれたの?

これも考古学界では結論が出ていません。

ピラミッドのように農業を行う季節を知るための目印という説があります。

当時の夏至と冬至の太陽の位置にぴたりとあてはまる地上絵があったので、そのような説が出ました。

しかし、ほかの大半の絵は太陽の位置と全く関係なくでたらめな位置にあるために現在ではこの学説は有力ではありません。

別の学説では社会事業のようなものだったのではないか、と発表しています。

豊作時と不作時の食料供給を調整するために、豊作時に地上絵を「公共事業」として行い、食料の分配を調整したという説です。

豊作で潤っている農家からそうでない農家へ食料を分けさせるために地上絵制作の為という名分で潤っている農家から食料を徴収していたのではないか、という学説です。

いずれの学説にしても文字を残していない民族だったので決定打にかけているらしいです。

ナスカの地上絵を見に行きたい

日本から南米ペルーまでの直行便は残念ながらまだありません。

便数が多くて比較的時間の短い路線は成田、関空からロサンゼルスに行き、そこからペルー航空でリマまでのルートだと思います。

リマからはナスカ地上絵見学ツアーが多数用意されていますので、現地で手配しても良いでしょう。

リマからナスカまではバスかツアーの車で行くことになりますが、片道7~8時間の道のりです。

ナスカからセスナで地上絵を見る事も出来ます。ナスカ空港でセスナツアーを手配しますが、80~100ドル程度が相場のようです。

ナスカの地上絵 宇宙人?

おわりに

今回発見されたのはドローンのおかげらしいです。

ドローンが身近になったので研究にも頻繁に使われるようになり、考古学者がこの辺りは怪しいと踏んだところでドローンを飛ばしたところ、発見できたそうです。

長年の風雨と人が車やバイクで通るのでほとんど消えかかっていたらしいですが、完全に消える前に発見することができました。

地上絵は最近では手入れされていて、消えかかっている線をほうきではいて描かれた当初のような鮮やかさに戻っている地上絵もあります。

ドローンの活用が容易になったおかげで、今後も歴史の彼方に埋もれる前に新たな地上絵が続々と発見されそうです。


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