いよいよ4年に一回のサッカーの祭典、ワールドカップがやってきました。
ロシア各地で熱戦が繰り広げられるはずです。
特に注目したいのが我らの日本代表の活躍ぶり。
日本代表の初戦はモスクワの東部に位置するモルドヴィア共和国の首都、サランスクで口火を切られます。
日本代表が強豪コロンビアと初戦で戦う街、サランスクとはどんな街でしょう。
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サランスクへ
成田からモスクワを経由してロシア国内便に乗り換えてゆくか、鉄道で行く方法もあります。
韓国の仁川を経由してゆく方法もありますが、どの空路もモスクワで乗り継いでゆくことになります。
空路のチケット販売が始まっていますが、値段がまちまちで、また格安弾丸ツアーなどもぼちぼち発売されてきています。
ただし、サランスク市内のホテルは調べてみる限り、1泊2名で13万円からとビジネスホテルクラスでもこの時期、暴騰しています。
サランスクの観光名所
聖フョードル・ウシャコフ大聖堂というロシア正教会があり、金の玉ねぎをかぶったようなエキゾチックな建築物があります。
モルドヴィア人はモンゴルの血を引いており、この聖堂にまつられているフョードル・ウシャコフという人はロシア帝国の海軍大将で非常に有能な人だったらしいのですが、モンゴル貴族の末裔でもありました。
サランスクでショッピング
特産品で「装飾織物」とウィキペディアに掲載されていますが、正直、どんな織物なのか分かりません。
ソビエト時代にロシアの各都市は人工的に特産品や工業製品を割り当てられて生産していたので、歴史や風習から生まれたサランスクならではという、お土産は日本からでは捜しきれませんでした。マトリョーシカはどこでも売っています。
現地で探せばモルドヴィア民族衣装やアイテムがあるのかもしれませんが、サランスクは30万人都市ではありますが、ほぼ英語は通じないのでお土産探しに立ちはだかる高い言葉の壁を覚悟しておいた方がよいでしょう。
私も10年前にモスクワに行ったことがありますが、中心部ならまだしも、電車で1時間も離れると、もうほとんど通じません。
私の英語は簡単な中学生レベルなものですが、それすら街で訪ねても要領を得ませんでした。
逆にこちらが片言のロシア語の単語を覚えておいて、身振り手振りで話した方がはるかに意思疎通が出来た思い出があります。
現在はスマートフォンの翻訳アプリも発達しているので、重宝すると思います。
サランスクの物価は?
ロシアの平均月収は4~5万円だそうです。
首都モスクワから600km離れているサランスクは日本の場合に当てはめて考えるとモスクワよりは安いと思います。
しかしワールドカップの時期は特別価格を覚悟しておいた方がよいかと思います。
タクシーはサランスク駅から試合会場のモルドヴィアアリーナまで混まないで15分ぐらいで100ルーブル程度だそうです。(1ルーブル約2円2018年3月現在)
街中のキオスク(日本のキオスクと少し違い、屋台のような小型店舗の雑貨商店)で売られている清涼飲料水が50~70ルーブル。
ロシアンビールが日本のビール小瓶サイズで25ルーブル、タバコが45ルーブル。
ルーブルを手に入れるには
成田空港で事前に円からロシアの通貨ルーブルに替えておくことをお勧めします。
ドルやユーロのような欧米系通貨はロシアでも簡単に両替できますが、日本円はモスクワやサンクトペテルブルグのような大都市や、日本との貿易関係があるウラジオストクやハバロフスクのような沿岸州の都市以外では使いにくい通貨だと思って下さい。
サランスクでルーブルが不足したときは「VISA」や「PLUS」マークがついているATMでクレジットカードでルーブルを引き出すことができます。
両替レートもルーブルに限って言えばATMの方が成田より良いようです。
電化製品
充電器を持ってゆくときにはコンセントプラグのアタッチメントが必要になります。
サランスクを含めロシアでは丸いピン2本をコンセントに差し込む「Cタイプ」というプラグが必要になります。
電圧は220V50hですが、最近のスマートフォンの電源は220V対応している機種がほとんどなので問題ないと思いますが、一応確認しておいた方がよいでしょう。
おわりに
すでにサランスク市内のホテルは予約済みが多く、また空いていても盛りすぎでしょと思うぐらい高くなってます。
格安の弾丸ツアーなどで行かれる事をお勧めしますが、もし次回はゆっくり観光で訪れたいと思われた方は5月と9月をお勧めします。
5月、9月は気温も20度前後で過ごしやすく、雨も少ないのでサランスク観光を堪能できると思います。
12月から2月まではやめておいた方がよいでしょう。マイナス15度の凍てついた街になりますので。
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