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肌を清潔に保とうとして一生懸命洗っているのに、その洗い方は間違ってますよと言われたらどう思いますか?

ライオンの調査では20~30歳の仕事を持つ女性500人に体の洗い方についてのアンケートを行いました。

その結果、96%の女性が毎日体を洗うと回答されました。

しかし、3人に2人は間違った体の洗い方をしていたのです。


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3人に2人が間違っている体の洗い方とは

アンケートに答えた女性のうち約63%の女性がスポンジやタオルでごしごし洗うという回答がありました。

ナイロンタオルやスポンジで体を洗う事は肌の老化を進めます。

体を洗った後のタオルやスポンジを洗面器で洗うと「あか」が浮いてきますね。

この「あか」の正体は肌の皮脂と角質と肌の表面に住む善玉菌がはがれ落ちたものです 。

この「あか」はからだを外敵から守る防護膜の役割をしているのですが、ナイロンタオルやスポンジは防護膜まですり取ってしまうのです。

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洗いすぎるとどうなるの?

ナイロンタオルやスポンジで洗いすぎると肌の表面が削り取られますので様々なトラブルが生じます。

乾燥肌、脂性の肌になりやすい

肌の皮脂が無くなってしまうので乾燥肌になりやすいです。

乾燥肌にならない体質の人は逆に、肌の皮脂を落とし過ぎると、体は皮脂を補充しようとしますので、どんどん皮脂が分泌されて脂ぎってくることがあります。

肌のバランスが崩れ肌荒れになりやすい

肌の表面に住む善玉菌がいなくなるので(悪玉菌も一時的に減りますが)善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れて肌荒れやアトピーの原因にもなります。

角質が余計に厚くなる

削りすぎた角質は元に戻ろうとして余計に厚くなります。特に足の裏の皮は角質が多いので無理に削ると「タコ」や「ウオノメ」の原因となります。

肌が黒くなる

背中は汗や脂の分泌が気になるからと、ごしごし洗い続けると背中の肌が一面に黒ずんできます。

これは摩擦黒皮症(まさつこくひしょう)という洗いすぎによる肌の変化です。

別名「ナイロンタオル黒皮症」とも呼ばれているぐらい症例の多い肌のトラブルです。

ナイロンタオルやスポンジなどの刺激の強いもので肌をこすり続けると、肌は紫外線を浴びている時と同じくメラニン色素(日焼けして黒くなる元)を大量に分泌して肌を守ろうとします。

日焼けの場合は肌の浅いところにメラニン色素が出来るので、数か月もすれば肌の新陳代謝と一緒にメラニン色素も体の外にはがれ落ちてゆきます。

「摩擦黒皮症」でできたメラニン色素は肌の深い部分で出来るので、肌の新陳代謝では体の外に出てこなく、元の肌に戻ることは難しいのです。

肌に優しい洗い方とは

ライオンのアンケートに答えた女性のうち1/3の方の回答は「手で洗う」というものでした。

「手で洗う」と答えた方の8割以上の方が「肌に負担をかけないため」という返答でした。

まさにこれが模範解答です。顔を含めて肌にシミやそばかすを作らないようにするには、紫外線をケアすることのほかに、普段の洗顔や体の洗い方が非常に重要なのです。

顔のくすみも洗いすぎによる摩擦で肌にメラニン色素が出来てしまった事が主な原因です。

優しい洗い方は美容関係で検索すればたくさん出てきますが、共通しているのは石鹸を泡立てて、泡の力で汚れを落とすというものが多いですね。

肌は手でなでるように、優しく洗うだけで汚れや古くなって不必要になった皮脂や角質は流れ落ちてゆくのです。

そして必要な皮脂や角質や善玉菌はそのまま残って肌を保護するのです。

きれいな肌のイメージ

おわりに

優しい洗い方だと、さっぱりしない、臭いそう、などの不快感や不安が残るかもしれません。

実際に、ごしごし洗う女性のうち、7割以上の方は肌に負担があることは分かっていました。

でも「さっぱりするから」約6割、「習慣だから」約5割、とごしごし洗いがやめられないようです。

実際にはシャワーを浴びるだけでも汚れはほとんど流れ落ちてしまいます。

臭いが心配な人は脇の下や陰部などのアポクリン汗腺という脂汗が分泌される部分を洗うだけで大丈夫です。体のほかの部分は本来臭いはほとんどありません。

もしあなたがナイロンタオルやスポンジで毎日洗っているなら、少し洗い方を変えるだけで健康で美しい肌がだんだんよみがえるはずです。


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