女性がアルコールとうまく付き合うには?美容に影響しない飲み方とは

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女性も男性と同じぐらいお酒を飲む機会が増えてきました。

お酒を飲むことが好きな女性も多いことでしょう。

アルコールにはストレス発散の効果が認められています。

アルコールうまく付き合う事は健康にもつながるという考え方もあります。

しかしお酒飲むと美容に悪いという話もよく聞きます。

お酒を飲むと美容にどのように悪いのでしょうか?

また美容に影響しない飲み方はあるのでしょうか?


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 アルコールを飲むとどうして美容に悪いのか

アルコールを飲むと美容にすべて悪いというわけではありません。

お酒の種類と飲む量に関係します。

特に赤ワインはブドウのポリフェノールという体のサビを取り除く成分が入っているので適量ならばむしろ美容に良い効果があります。

アルコールの良い効果

心筋梗塞や狭心症を防ぐといわれています。適量のアルコールを摂取する人は全く飲まない人と比べて寿命が長いという研究結果もあります。

アルコールはストレスのもとになるアドレナリンというホルモンの分泌を抑えます。

アルコールを飲むとストレス解消できるのはこのためだと考えられています。

アルコールの悪い効果

飲み過ぎるとアルコールを分解する肝臓に負担がかかります。

赤ワインに美容に良いポリフェノールが含まれているからと大量に飲むとポリフェノールでは処理しきれない体のサビが肝臓から大量に出てきてしまいます。

体のサビは「活性酸素」という物質で私たちが生きるために必要な酸素の仲間ですが、不安定な酸素で細胞に触れると傷つけてしまいます。

アルコール自体は体にとって毒なので肝臓でアセトアルデヒドというものに分解されます。

アセトアルデヒドは更に肝臓で分解されて無害なお酢の仲間の酢酸に分解されます。

お酒を飲み過ぎるとアセトアルデヒドの分解が間に合わなくなり、血液に乗って体中を巡ります。この状態が二日酔いです。

呼吸するときに肺を通じてアセトアルデヒドが呼吸と一緒に出てきます。これが酒臭い息となります。

美容に悪いのは活性酸素とお酒に含まれている糖分が関係します。

活性酸素は細胞を傷つけるので老化が進みます。特に肌にシワが出来るのは活性酸素の影響があります。

お酒に含まれている糖分は血液の血糖値を上げます。

血液の中に糖分が多い状態が長く続くと美容に悪い現象が起きます。

糖分とたんぱく質が体温によって結びついてAGEという老化を進める物質に変わります。

皮膚でAGEが生まれると肌の張りを保つコラーゲンからたんぱく質がどんどん流れだしてだんだんシワが増えてきます。

コラーゲンは骨の中にもあります。骨の中のコラーゲンが流れ出てしまうと骨粗しょう症になります。

女性はアルコール依存症になりやすい?

女性は男性に比べてお酒の影響を受けやすいという研究結果があります。

女性ホルモンが肝臓のお酒の分解を遅らせているためです。

ですから女性は男性より少ないお酒の量で酔いやすく、二日酔いになりやすいのです。

特に生理の期間は女性ホルモンが多く分泌されているので、お酒を飲むには向いていない時期だといえます。

閉経後の女性は女性ホルモンの影響が減るためにお酒に強くなる傾向があります。

女性ホルモンの分泌の関係で女性はお酒がどんどん飲める時期と体が受け付けない時の波があります。

女性の場合、女性ホルモンの影響でお酒がおいしくない時期からおいしく感じる時期に切り替わったときに飲む量が増える傾向にあります。

しかし、このサイクルを繰り返しているとお酒を飲む量がどんどん増えてアルコール依存症になりやすいのです。

自分で調べるアルコール適性度

アルコール依存症になる可能性があるかどうかは専門の医療機関で血液検査を受けて診断してもらう方法がありますが、専門の医療機関の数が少ないので誰でも気軽に受けられるわけではありません。

そこで自分でアルコールに強いのか弱いのか、簡単に判断する方法があります。

この方法はアルコール依存症になる可能性を正確に調べる方法ではありませんが、自分の体のアルコールに対しての適性度は大まかに分かります。

用意するもの・・脱脂綿かティッシュ、消毒用アルコール(薬局やドラッグストアで販売されてます。2~300円ぐらいです。)

  • ティッシュに消毒用アルコールを含ませ、脇の下と肘の中間ぐらいの所に7分間張り付ける(腕の内側が良いです。)
  • 7分経ったらティッシュを取り除きます。そのまま10分放置します。
  • 10分経ったらティッシュを貼っていたところの肌の色を見ます。

肌の色が赤くなっていたら、あなたはお酒に強くないのでアルコール依存症にはなりにくいといえるでしょう。

肌の色が赤くなっていたらあなたはお酒に対して適性がありますので、たくさん飲める体質の可能性があります。

おわりに

適量のお酒を飲めば体に良いと言われますが、自分の適量はどのぐらいなのでしょうか。

一般的にお酒の適量は体重60kgの男性の場合、ビール大瓶3本、日本酒3合、ウイスキーダブル3杯が適量という医学的データがあります。

もちろん3本、3合、3杯全部合わせてではないです。各々のお酒で換算した場合です。

女性の場合は女性ホルモンの影響も考慮するとこの2/3ぐらいが適量と言えるでしょう。また自分の体重も考慮して計算してみてください。

楽しくお酒を飲んでいるときはストレスも吹き飛んで健康にもよさそうに感じるのですが、どんどん飲み続けていくと地獄を見ます。

美容にも健康にも良い自分の適量を見つけて楽しい飲酒を心掛けましょう。


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