足湯で水虫はうつりますか? 行楽地で感染しないためには

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温泉が湧き出るところを始めとして、駅などにも最近は足湯を設けているところが増えてきています。

足湯は体のツボが集まる足の裏を温めてくれるので、スッキリとした気分になり、疲れも取れた感じがして気持ちの良いものです。

でもいろんな人たちが足を入れているお湯の中にはどんな細菌がいるのか分かりません。

もし水虫の人が足湯につかっていたら他の人も水虫になってしまうのでしょうか?


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足湯で水虫は感染しますか?

足湯のイメージ

みんなで足湯

足湯の中では水虫はうつらないといえるでしょう。

足湯の温度は30~40度ぐらいが多いと思いますが、40度以上になると水虫の原因の白癬菌は活動しなくなります。

白癬菌はカビの一種でカビは酸素が無いと活動できません。

ですから水の中では白癬菌は増える事が出来ないので足湯の水の中に白癬菌がいたとしても、直接肌についたからと言ってすぐには感染しません。

ただし、空気のある所では活動しますから、足湯の湯船の中ではなくて縁や足ふきマットは注意しなければなりません。

浴槽の縁や足ふきマットを踏んだあとにしっかりと足を乾かさないと水虫が移ることがあります。

足湯に浸かったら足を良く乾かしましょう。

指と指の間が濡れていると白癬菌を持ち帰ってしまう事がありますので、タオルなどでよく拭いて乾かしましょう。

行楽先で水虫をうつされないようにするには

白癬菌は湿気が多くて人間の体温ぐらいの環境が一番繁殖しやすいです。

行楽地で気を付ける場所は温泉、サウナ、ゴルフの後の入浴場、プールなどの湿気が多いところです。

もちろん足湯も注意しましょう。

足湯の場合と同じく、温泉の中やサウナ、入浴場の湯船、プールの中では水虫はうつりません。

出た時に感染する可能性が高いので注意しましょう。

ただ、必要以上に神経質になる事はないです。

水から上がったらタオルで足を良く乾かしてから靴下を履けば水虫にならないでしょう。

水虫の白癬菌は乾燥に弱いので足の指と指の間に残っている水分も忘れずによく拭きとって乾燥させれば感染する事はほとんどありません。

家に帰った後でよく足を拭かなかったことを思い出した

家に帰った後で気が付いても間に合います。

白癬菌は足の裏に付着してもすぐに水虫になるわけではありません。

約1日ほどかけてゆっくりと足の裏の皮(角質)の中に潜り込んでくるのです。

ですから家に戻ったら石鹸でよく足の裏を洗えば白癬菌は死滅して洗い流されてしまいます。

行楽地から履いてきた靴やブーツはよく乾燥させて湿気を飛ばしましょう。

念のために10円玉を2,3枚ずつ靴やブーツの中に入れておくとよいでしょう。

10円玉の銅の力で白癬菌を含めた雑菌を殺菌できます。

靴やブーツを乾かさないですぐに使うと、中で生き残っていた白癬菌が体温と汗の湿気で復活してしまいます。

おわりに

足湯がブームになってきているので、水虫にならないのかな?と今まで不思議に思っていました。

でも足湯や温泉の湯船やプールの中で感染することはないのですね。

水から上がったときが一番注意が必要なのですね。

せっかく行楽地を楽しんできても帰ってから水虫にかかってしまったなんてことにならないように、水から上がったら足を良く乾かすことを忘れずに。


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