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砂糖があまり体に良くないという話が最近よく聞かれます。

確かに砂糖の取り過ぎは肥満を招いたり、虫歯になったりと体に良いことはなさそう。

最近の研究では砂糖は老化を促進させる可能性があることが指摘されています。

という事は、砂糖断ちはアンチエイジングの効果が期待できるのでは?


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砂糖は体に良くないの?

砂糖は人間の世界に登場してから2500年ほどの歴史を持ちます。

人類1万数千年の中では登場してから比較的新しいものと言えます。

それ以前ははちみつや果物が「甘み」の代表のようなものでした。

砂糖はサトウキビやテンサイといった植物から作られます。

これらの植物を粉砕して糖分が含まれている樹液を何回か精製して作るのです。

砂糖は糖分が濃縮されているので、体に劇的な反応を起こします。

血糖値の上昇

精製された砂糖が体内に入ると血液の中の糖分が急激に上がります。

急激に上がった血糖値を安定させようとインシュリンというホルモンの仲間が大量に分泌されて血糖値を下げようとします。

インシュリンが大量に分泌されると空腹を感じたり、眠くなったりしてイラツキや怒りっぽくなることもあります。

中毒性がある

1990年代以降分かってきたことですが、砂糖には中毒性があることが研究で判明しました。

その研究ではネズミで実験を行い、普通のネズミと薬物中毒の状態にしたネズミを使って比較実験しました。

普通のネズミに定期的に砂糖水を与え、飼育し、砂糖水を与えるのをやめたところ、薬物中毒のネズミ同様、歯ぎしりや震えなどの禁断症状があらわれました。

一説によると砂糖にはモルヒネという中毒性の薬物がありますが、そのモルヒネよりも高い常習性(中毒になりやすい性質)があるそうです。

内臓脂肪がつきやすい

砂糖は高いカロリーを持っていますので、体に入って消費されないと内臓に脂肪として取り込まれます。

体が冷えたり、エネルギーが必要な時に内臓脂肪が燃やされて消費されますが、消費される量よりも砂糖を食べる量が多いとどんどん脂肪に変わっていきます。砂糖が脂肪に変化すると大半は内臓の脂肪になってゆきます。

内臓の中で特に肝臓に脂肪がつくと「脂肪肝」という非常に健康に悪い状態になります。

肝臓は体の中の「工場」であり「最終処理場」でもあります。体の中の不要物や毒素は肝臓で体に無害なものに変えて排出されます。

肝臓が壊れると体は再起不能に近い状態に陥ります。

肝臓の内部についた脂肪は肝臓の働きを悪くさせます。

ガンを引き起こしやすい

砂糖を摂りすぎると肥満になる事が多いのですが、肥満は数多くの種類のガンの原因になります。

肥満になりますと、乳がん、子宮内膜がん、大腸がん、膵臓がんなどのガンにかかる確率が高くなります。

注意欠陥・多動性障害(ADHD)との関連性

砂糖の多く入ったソフトドリンクの飲む量とADHDの関係があると、研究報告報告されてます。

最近の子供達がキレやすい、集中力が落ちているなどのADHDとみられるような現象が砂糖の摂取量と関係があるどうか、現在でも研究は続いてます。

砂糖断ちはアンチエイジング効果大

血液の中に糖分がいつまでもあると、糖分は体温に温められてたんぱく質とくっついてAGEというどうにも使い物にならない老廃物を生み出してしまいます。

このAGEは老化を早めて体をぼろぼろにする主役と言っても良いかもしれません。

糖分が肌のコラーゲンのたんぱく質と結びついてAGEになってしまうと、だんだんと肌の張りを失い、しわが刻まれてきます。

骨や軟骨にもコラーゲンは含まれていて骨を粘り強くしていますが、AGEとなってコラーゲンの機能を失うと、骨はスカスカになり骨粗しょう症になってしまいます。

このようにAGE化を防ぐには血液の中の糖分を減らすことが大切になります。

砂糖のイメージ

おわりに

砂糖の中毒性は1990年代から報告が入ってきましたが、食品の中でこれだけ中毒性の強いものも珍しいです。

精製された砂糖は2500年前以前にはなかったのですから、高々2500年ぐらいでは人間の体は砂糖の刺激と毒性に耐えられるよう変わることができなかったのです。

砂糖の毒性が分かったので、1週間だけ砂糖断ちをやってみたいと思います。

慣れてきたら、1か月、そして完全に断つ、と段階を踏んでチャレンジしてみたいと思います。


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