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最近、はしか(麻疹)の話題がにぎやかになってきました。

私も小さいころに2回受けたはずですが、麻疹の場合、免疫が弱まることがあるそうです。

麻疹はかかると高熱が出て重症化することもあるので軽い病気ではないです。

大人になった現在でも、麻疹にかかる可能性があると聞いたら麻疹の流行も他人事ではなくなってきました。

実際のところ、麻疹の免疫期間はどうなっているのでしょう。


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一生効き目があるわけではない

麻疹ワクチンの予防接種が徹底されたおかげで、日本国内では麻疹ウイルスと接触する機会が減りました。

これは日本の保健行政が麻疹の予防を成功させたという意味では非常に素晴らしい結果ですが、免疫的には必ずしもいいことではないそうです。

免疫は外敵と絶えず戦う事で免疫の武器である「抗体」を作り出しています。

敵がいなくなってしまうと、抗体を作る必要が無くなってしまって免疫が弱くなってしまいます。

麻疹の場合、日本ではウイルスに感染する機会が無くなってしまったので、麻疹用の抗体を作る能力が落ちてしまっているのです。

一般的に麻疹の抗体の免疫期間は10~15年と言われています。

まだはしかが普通に流行っていた昔は知らない間に感染していて、治ってしまって免疫を持つケースが多かったのですが、はしかにほとんどかからなくなった現在では、はしかへの免疫が落ちてしまっているために重症になるケースが増えているのです。

抗体があるかどうか調べるには

子供のころに、2回も予防接種を受けたのに、せっかく体の中にできた抗体が弱まている可能性がある、なんてちょっと納得がいきませんが、麻疹にかかってしまってからではしんどいので、自分の抗体を調べてみたいと思います。

その場合は、かかりつけのお医者さんや内科でその旨を伝えて抗体の検査を受けることができます。血液検査で調べます。

抗体検査は健康保険の適用外なので自費になります。費用は5~6000円かかります。

抗体が低い、抗体が無かった場合

血液検査の結果、抗体の麻疹ウイルスと戦う力が低下している(抗体価が低いといいます。)場合や、そもそも抗体が無いことが分かった場合はワクチンの再接種をお勧めします。

MRワクチン(麻疹・風疹ワクチン)という混合ワクチンを受けるか、麻疹ワクチンを再接種することになります。

混合ワクチンは子供の定期予防接種のために大量に製造されています。ただし定期予防接種以外は自費になります。

混合ワクチンの接種費用は1万円前後と結構高いです。

麻疹だけのワクチンの場合、5千円前後ですが、麻疹と風疹が一緒に予防できる混合ワクチンと比べて在庫が少ない場合が多いので、確認が必要です。

おわりに

海外に仕事で行くことがときたまありますが、出張先ではしかにかかったら大変なことになるみたいです。

はしかが厄介なのは、空気感染することです。床から1.2m以上の高さで病原体が浮遊しているので感染率が飛躍的に高い病気です。

またウイルスは非常に小さい為にマスクの効き目もありません。

このように感染力が強い病気ですので、かかった場合、まず移動を制限されます。場合によっては完治するまで帰国できなくなります。

私は大事になる前に5千円の出費は痛いですが、念には念を入れて麻疹ワクチンの再接種を行うつもりです。

異国の地は日本のように健康保険が効かない場合がありますので、入院となったときにはどれぐらい請求されるか分からないからです。

備えあれば憂いなしです。


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