食事で色々なものを食べるときに食べ合わせを気にしたことはありますか?
私は基本的にしない方で何でも頂きます。
食後に調子が悪くなると食べ過ぎたかな、ぐらいにしか思ってませんでしたが、食べ合わせの悪い組み合わせを知らずに食べていたのかもしれません。
無知とは恐ろしいもので、知らずに体に負担となる食べ方をしていたようです。
でも一体どんな食べ合わせが体の毒になるのでしょう?
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焼き魚と漬物、ワインは一緒に食べてはダメ
魚のたんぱく質にはジエチルアミンというものが豊富にあります。
漬物やワインには亜硝酸塩というものが入っています。亜硝酸塩はワインでは防腐剤として添加されている薬品です。
魚のジエチルアミンは漬物やワインの亜硝酸塩とくっつくとニトロソアミンという発がん物質が出来てしまいます。
100度以下の調理法だとニトロソアミンは生まれないので刺身や煮魚は問題ないと思います。また亜硝酸塩無添加のワインであれば問題ないです。
もしこの組み合わせでどうしても食べるならば、レモンを魚に振りかけて食べる事をお勧めします。
レモンのビタミンCがニトロソアミンが作り出されるのを邪魔するからです。
お酒の席で枝豆とチーズは一緒に食べてはもったいない
枝豆とチーズはビールなど飲みながらおつまみとしてありそうなメニュー。
でもこの組み合わせはチーズにたくさん含まれているカルシウムが枝豆に含まれるフィチン酸という物質に邪魔されて体に吸収されにくくなってしまいます。
体に吸収されることなくそのまま外に出てってしまいますので、何とももったいないです。
枝豆のフィチン酸はカルシウムの吸収を邪魔するからと言って体に悪いものではありません。
むしろ現在、注目されている物質で、抗がん作用、抗腫瘍作用、抗酸化作用といった効果があり、ガンや腫瘍の治療へ応用しようといろいろ研究されています。
また抗酸化作用があるという事でアンチエイジング効果も期待されている注目の物資なのです。
枝豆のフィチン酸、チーズのカルシウム。どちらも体にとって必要なものですが、一緒に食べると効果半減でもったいないです。
インスタントラーメンと卵は炭水化物しか摂取出来ない
インスタントラーメンに卵を入れるのは結構普通にやりませんか?
インスタントラーメンの炭水化物と卵のたんぱく質、これに野菜を入れれば完全食の完成!!と思いきや、たんぱく質が吸収されにくくなってしまうのです。
インスタントラーメンなどのインスタント食品はコーンスターチなどのトウモロコシ由来の添加物が入っています。
トウモロコシには枝豆同様にフィチン酸が多く含まれています。
フィチン酸はたんぱく質と強く結びついて腸から吸収されにくくしてしまいます。
せっかくの卵のたんぱく質が体に吸収されることなく出ていってしまうのです。
たんぱく質とカルシウムは吸収されてしまいますが、そのほかのビタミン類が豊富な卵ですから入れないよりは入れた方がよいでしょう。
おわりに
まだまだ食べ合わせ悪い組み合わせはありますが、またの機会にご紹介します。
調べて分かってきたのは、天然の食べ物同士は悪い組み合わせでも食べたらどちらか、または両方の栄養が無駄になるか、消化が悪くなるか程度の不具合しかありません。
一方、ワインとや漬物の例ですが、亜硝酸塩という添加物によって発がん物質が生まれるなど、人工の物を加えた時の方がはるかに深刻で危険です。
食べ合わせというよりは食品添加物の組み合わせに注意した方が良いと思います。
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