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残業続きで眠い朝や、昼食後の眠気にコーヒーの一杯が結構効きます。

濃いコーヒーを飲むとカフェインに脳がガンガンたたき起こされている実感がわきます。

でもカフェインっていいことばかりじゃなくて、副作用が結構怖いって聞くことが無いでしょうか。

コーヒー好きには悩ましいカフェインの効果副作用

いったいどうやって付き合っていったらよいのでしょうか?


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カフェインにはどんな効果があるの?

コーヒーを飲むと頭がはっきりしてくるので覚醒作用は確かに実感できます。

またしばらくするとトイレに行きたくなるので利尿作用も体験できます。

具体的には以下のような効果があります。

  • 覚醒作用・・眠気が覚める効果:脳の中にある眠気を誘う物質を抑えます。
  • 利尿作用・・排尿をうながす作用:腎臓の血管を拡張するので尿がたくさん作られます。
  • 強心作用・・中枢神経を刺激することで心臓の動きが活発になります。
  • 脂肪燃焼作用・・中枢神経によって呼吸と発熱が増え皮下脂肪が燃焼します。

強心作用は心臓が強く働くので体の隅々まで酸素が届くようになり、筋肉トレーニングをする前にコーヒーなどのカフェインがはいっている飲物を飲むと効率よく筋肉を鍛える事が可能になります。

また覚醒作用には疲労感や痛みを感じさせなくする鎮痛作用も含まれていますので、風邪薬などに鎮痛作用成分として配合されています。

これらの効果をうまく利用してゆけば疲れた時や頭をはっきりさせたい時などに大いに役立ちます。

しかしカフェインにはやはり副作用もありました。

カフェインにはどんな副作用があるの?

カフェインは脳に直接影響を与える薬品のようなものです。

カフェインは「アルカロイド」という化学物質のグループにいます。

アルカロイドは細菌、カビ、植物などが作り出します。一部の両生類も体の中で作り出します。「植物毒」とも言われています。

植物の場合、実が熟す前に動物に食べられてしまうと子孫を残すことができなくなってしまいますので、食べられないように実に「毒」を作っておきます。

実が熟すと逆に食べてもらって種をばらまいてもらいたいので、「毒」であるアルカロイドの量が減ります。

カフェインはアルカロイドでもあるので「毒」とも考えられますが、法律で禁止されている薬物ではないので、自分自身で中毒にならないようにする必要があります。

カフェインの主な副作用は以下の通りです。

  • 不眠・・覚醒作用が効きすぎると睡眠障害が起きます。
  • 依存性・・コーヒーを飲むことをやめられなくなります。依存症と認定されるほどのデータが集まっていないので医学的には病名がついていません。
  • 急性中毒・・短時間に大量のカフェインを摂ると嘔吐、胃痛、胸やけ、不整脈など引き起こす。最悪の場合死亡した事例も報告されている。
  • 精神疾患悪化・・うつ病、不安障害、パニック障害などの症状がある人は重症化する恐れがある。

毎日十数杯コーヒーを飲んだり一時間で何杯も飲む生活を続けてゆくと中毒になる可能性があるので、自分にとって適切な量を知る必要があります。

カフェインの適切な量は

カフェインを体内に入れて半数の人が生命に危険が及ぶと言われている「半数致死量」は200mg/体重kgです。

あなたの体重が仮に50kgならば、10,000mgのカフェインを一度に飲むと命の危険が出てきます。

医薬品医療機器等法によると1回の服用で500mg以上のカフェインを含むものを劇薬指定しています。

挽き出しコーヒーのカフェインは100ミリリットルあたり40mgのカフェインが含まれています。

マグカップ一杯で約100mgのカフェインを飲むことになります。

カフェイン500mgが劇薬指定にされていることから1日に飲む量はマグカップで5杯未満が良いかと思います。

体重によってカフェインを受け入れられる量が変わりますので個人差は当然出てきます。

目安としてマグカップ4杯1日400mgのカフェインが安全にコーヒーを楽しめる量と考えておいてください。

ただし、妊婦さんの場合は体に入ったカフェインを分解する酵素が少なくなっていますので、カフェインの影響が長く続いてしまう為、他の人と比べて一層注意が必要です。

出来る事ならばカフェインを取らない方が良いのですが、どうしてもという場合は医師に相談したほうが良いでしょう。

おわりに

コーヒーは疲れているときに活力を与えてくれる飲物だと思います。

その活力の源はカフェインから来ているのですね。

宗教によって飲酒を禁止されているアラブではお酒の代わりにコーヒーを飲みます。カフェインの覚醒・興奮作用がアルコールの代用品となっているのですね。

うまく付き合えば薬のように即効性があるカフェイン。

副作用も怖いですが、一度に大量に飲まずにゆっくりと時間をかけて飲めばよいのです。カフェインの血中濃度を下げる為にお水を飲むことも有効です。

コーヒーはなんだかお酒のような飲み物ですね。そういえばお酒も一度に飲むと急性アルコール中毒になりますし。

お茶にもカフェインは入っています。特に玉露はコーヒーの倍ぐらいカフェインを含んでいます。

お茶にはタンニンという化学物質が含まれていてカフェインはタンニンと結びついてしまうので、コーヒーほどカフェインの効果が表れないのです。

何でも過ぎれば毒になる、といった格言のお手本のような飲み物ですね。


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