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人間が生きていくうえでの3大栄養素て何か知ってますか?

たんぱく質と脂質と糖質と言われています。

たんぱく質は体を作り、脂質はエネルギーになったり体を作る細胞の材料になったり、そして糖質は体を動かす重要なエネルギーです。

しかし、最近の研究では、糖質の取り過ぎが体の老化を早めるだけでなく、万病のもとになる可能性があることが分かってきました。

そこで糖質に変わってケトン体というものが注目されています。


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糖質無しでも生きていけるの?

糖質は主に炭水化物から生まれます。ごはんやパンなどが炭水化物です。

炭水化物は食物繊維と糖質からできています。食物繊維は腸内の善玉菌のエサになるので体にとって良いものです。

糖質は体の中に入ると分解されて体を動かすエネルギーとして脳を始めとした体の各部分でエネルギーとして消化されます。

糖質が無くなるとどうなるのでしょう?

朝ご飯を食べないと、糖質が足りなくなって頭の回転が悪くなったり、体が活発に動かなくなるといわれることもありますが、最近の研究ではどうやらそう簡単な話ではないようです。

糖質が無くなると体は脂肪と筋肉を分解して糖を作り出すのです。

作り出される糖質にも限界があります。そうなると体は次に体の中の脂肪を分解して「脂肪酸」というものを作り出します。

この脂肪酸が肝臓に行って「ケトン体」というものが作り出されます。

ケトン体は糖質に変わってエネルギーとして体の各部分で消費されます。

その為、今の医学では糖質が無くても人間は生きていけるという事が常識になってきています。

日本でも厚生労働省が発表した2015年の「日本人の食事摂取基準」の中で「糖質は必須栄養素ではない」と認めています。

国が糖質は必ずしも必要ではないと認めているのです。

ケトン体分子イメージ
ケトン体の分子イメージ

ケトン体だけで体のエネルギーはもつの?

脂肪が分解されて肝臓でケトン体になりますが、ケトン体には以前から様々な評価があります。

断食をすると、体が臭くなる、呼吸が臭くなるそれは体の脂肪が分解されてケトン体が出ているからだ、などあまり良くない評判もありました。

しかしケトン体は糖質に代わって体を動かすエネルギーになる事は分かっていました。

ただ人間の体で一番エネルギーを使う「脳」で使える必要なエネルギーは糖質の「ブドウ糖」だけだと医学界では長い間考えられてきました。

その為、糖質を取らないと脳の栄養が無くなり、生きてゆくことに支障が出るので、糖質は必須栄養素と考えられてきました。

脳には異物が脳の中に入らないように「関門」があります。この関門は栄養素である脂質やたんぱく質も通ることができません。

長い間、この関門を通過できるのはブドウ糖だけだと考えられていました。

しかし最近、ケトン体も脳の関門を通過することができる事が分かったのです。

つまり人間の体は糖質がなくてもケトン体を代わりに使って生きてゆくことができるのです。

ケトン体をエネルギーの主役にすると痩せる

ご飯やパンやうどんなどの炭水化物を食べないと体が脂肪を分解してケトン体にすることが分かりました。

炭水化物無しでケトン体だけでも体のエネルギーは無くならないのですが、その代わり、脂肪が分解されて消費されてゆきます。

特に内臓脂肪のメタボリックシンドロームで問題の中性脂肪が分解されてゆきます。

炭水化物断ちダイエットや糖質制限ダイエットはケトン体を燃料として体を動かすことになり、その原料は脂肪なのですから、確かに痩せるという事です。

ケトン体だけをエネルギーとするときの注意

ケトン体を糖質に置き換えて生活するときの注意点としては、筋肉のたんぱく質のアミノ酸が減るのでたんぱく質を補充する必要があります。

お肉などの動物性たんぱく質も良いですが、お肉はたんぱく質と脂と微量の金属が複雑に絡み合ってできていますので、消化するのに時間がかかります。

消化するのに時間がかかると、未消化の動物性たんぱく質は悪玉菌によって分解されてしまいます。

悪玉菌に分解されると体に有毒なアンモニアや硫化水素といった毒素が生まれます。

そこでお肉に代わって、消化の良い植物性たんぱく質をお勧めします。

植物性たんぱく質の代表は豆腐や納豆、お味噌などの大豆製品が良いでしょう。

おわりに

炭水化物ダイエットや糖質制限ダイエットで体が臭くなる、息が臭くなるといった話を聞くことがあります。

これは糖質を燃やす体だからケトン体を燃やす体に切り替わるときに、一時的に体の中のケトン体の量が増えるためです。

ケトン体が息に交じって吐き出されるときのニオイが「ダイエット臭」などと呼ばれているものの1種です。

体がケトン体燃焼に切り替わるとニオイも収まりますが、切り替え時期のニオイを抑えるには梅干しやお酢、かんきつ類などを摂取するとよいでしょう。


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