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バストの大きさの違いはどうしてあるのでしょうか。

遺伝だとか小さいころに牛乳をたくさん飲んだから等々、諸説が飛び交う話題でもあります。

また女性にとっては大切な生理の重い、軽いも人によってずいぶん違います。

なぜ女性は人によってこんなに差が出てくるでしょうか。

つい最近、東大の研究グループがその謎を解くカギを発見しました。


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バストの大きさの違いは遺伝なの?

今回の研究結果から言うと、胸の大きさの違いは遺伝子の違いと関係がある事が分かりました。

DNAイメージ
胸の大きさは遺伝子で決まる?

研究グループは生理日管理アプリを使っている女性11,348人のデータと同時に行われた22の体質に関するWebアンケートを解析しています。

その結果、バストが大きい人と小さい人ではそれぞれ特定の遺伝子を持っていることが分かりました。

同様に生理の重い人、軽い人の違いも特定の遺伝子に違いがあることが発見されています。

遺伝子ってみんな同じじゃないの?

基本的な遺伝子は人間みんな同じ並び方です。

遺伝子の並び方が大きく違ってしまうと人間ではなくなってしまいます。

ただし、全員が全く同じではありません。ごく一部それぞれが違う遺伝子の並び方を持っています。

遺伝子が1000個あるとすると、そのうちの1個が他の人と違う事が良くあります。

このように遺伝子の並び方が様々な種類がある状態を専門用語で「SNP」と呼ぶのですが、分かりやすく覚えておくにはSNPはその人の「個性」をあらわす遺伝子の並び方の特徴だと考えても良いかと思います。

人間それぞれ微妙に遺伝子の並び方が違うのでお互いに別人というか、「個人」になっているのです。

今回の研究は女性特有のSNP領域(女性の体を作る遺伝子の領域)でバストの大きさと生理の重さの違いによって遺伝子の種類が違う事が分かったという事です。

今後はこの領域の研究をさらに進めて、女性個人の体質に合った健康に関するアドバイスや、かかりやすい病気の予防方法を事前に検討できる可能性が出てきます。

遺伝子は生まれつき?

遺伝子は文字通り、ご両親の遺伝子から伝えられた情報のかたまりです。

ご両親から頂いた遺伝子を元にしてあなたの体や体質や性格などが作られます。

では親から受け継いだ遺伝子は生まれた後ではもう変わることが無いのでしょうか?

これは現在でも研究され続けていますが、どうやら遺伝子は変化すると考えた方が良いようです。

例えばご両親が水泳が出来なくて、あなたも苦手だとします。

水泳の運動神経が無いから、親からの遺伝かな、とあきらめない方がよいでしょう。

あなたが練習して水泳が得意になるとあなたの体の中で水泳が得意な遺伝子が作られる事が最近の研究で分かってきたのです。

そしてあなたが努力して水泳が得意になるとその遺伝子は子孫に伝わることも研究結果で確認されています。

また、別のパターンとして、あなたのご両親は泳げないとしてもおじいちゃんおばあちゃん、さらにその前のご先祖様代々の遺伝子をあなたは受け継いでいます。

普段は必要のない遺伝子はスイッチがオフになっていて活動しませんが、必要になると自分の持っている遺伝子の中で適したものが活動しだすという学説もあります。

先祖代々の遺伝子の中で状況にあったものが動き出すので、必ずしも両親が泳げなくても、あなたまで泳げないという事は無いのです。

お子様の為の「遺伝子」改善

遺伝子は生まれた後からでも変わると述べましたが、変化した遺伝子が子孫に遺伝する事例が世界中で多くみられます。

第二次世界大戦中にオランダのある街がドイツ軍によって包囲されました。

包囲されているので街の中では食料が不足して通常の半分のカロリーで市民は何とか生き続けました。

そんな極限状態の街の中で、数名の妊婦が出産しました。

戦争が終わり、当時封鎖された街で生まれた子供たちはやがて成人しました。

医師が追跡調査をして分かったのですが、成人した子供たちはなんと全員成人病にかかっていました。

高血圧、高血糖症、動脈硬化、糖尿病など成人病のオンパレードだったのです。

なぜでしょう?

封鎖された街の中にいたお母さんたちは通常の半分のカロリーで生き続けて何とか彼らを出産することが出来ました。

お母さんたちの体の中では極端に少ないカロリーでも生きられるように遺伝子が変化していたのです。

お母さんたちの体で生まれた省エネ遺伝子を引き継いだ子供たちが通常のカロリーで食生活を送ると、普通の人の2倍カロリーを取っている事と同じになってしまい、成人病になってしまったのです。

このような事例はほかにも数多くあります。

これからお子さんを望まれる方はお子さんの為に食生活や飲酒、喫煙に関しては注意した方がよいでしょう。

個人の好みだから子供は関係ないでしょ、と思っていても遺伝子に刻み込まれて次世代に伝わることがだんだんと医学的に分かってきていますので。

おわりに

遺伝子は後からでも変わる可能性がある事が分かりました。

という事はもしバストが小さくてもトレーニングや下着によって大きくした体の形状を長く続けることで、遺伝子が変化してお子さんに遺伝する可能性も出てきます。

私は運動音痴だから子供にも遺伝しちゃうかな、と思うなら水泳でもジョギングでも体を動かす習慣をつけると良いでしょう。

運動によって筋肉の代謝が活発になる遺伝子が目を覚ましてお子さんにも遺伝する可能性が高まります。

ただし遺伝はあなただけでなく、パートナーの遺伝子も50%関わりますのでお互いによく話し合った方がよいでしょう。


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